真賀温泉へ
先日、三平山登山に行き、もともと寝違えていた首を
さらに痛めてしまいました。
仕事を終えて保育園のお迎えに行って、夕食後に
私がロボットのような動きで首を痛そうにしていたら
息子が
「よし!今日はママのために真賀に行ってあげる」
と張り切って甚平に着替えはじめました。
(運転するのは私なんですけどね・・・)
息子は下湯原温泉のひまわり館が
開放感のある露天風呂で大好きなので、
普段は他に行きたがらないのですが、
家族の具合が悪いときは「真賀温泉」って決めているみたい。
ここ真庭市は温泉の宝庫。
真賀温泉は家から一番近くて、
勝山から車で国道313号を北上し15分で到着。
国道沿いの駐車場からは階段を上ります。
ここら辺の温泉では、「西の横綱」と称される湯原温泉の「砂湯」が
有名ですが、こちらも隠れた秘湯で西日本では屈指の療養泉とのこと。
お風呂は、幕湯、家族湯、男湯、女湯の4つ。
幕湯250円(混浴)
男湯・女湯は150円
子ども(3歳以上)100円
他にも家族で貸し切りの家族湯もあります。
いまどき銭湯だって500円近くするのに
この価格設定、良心的すぎます。
幕湯と他のお風呂はどこが違うのかと聞いてみたところ、
お湯は一緒だけど、湧き出る湯の量が
幕湯の方が多いそうです。昔お殿様が幕を張って入ったという
歴史のある「幕湯」に入りたかったのですが
混浴で先客がいたので、今回は女湯へ。
前半は貸し切り状態でゆっくり。
けっこう深くて、女湯でも水深1mくらいのところもあります。
浴槽の中に立つ竹の筒からコポコポと湧き出ている温泉は、
ぬるめのお湯なのですが、透明でとろりとして顔につけると
美容液のようにつるつるします。
もちろん原泉かけ流し。
後からいらした地元の方がこの竹筒から温泉水を飲んでいたので
私も息子もゴクゴク。
ほんのり塩分あり、口あたりもやわらかい。
白内障に良いとかで目を洗う方もいるとか。
ゆーくり温泉に入り、出てみたら息子は
待合所でマンガタイム。
窓からは旭川からの気持ちがいい風が入り
湯上がりの体に心地いい。
いいなぁ、この昭和な感じ。
真賀温泉のパワーは素晴らしく、
帰りの車も汗をかくくらいで
寝る前も足がポカポカ。
翌朝も全身の肌がつるつるですごい!
これは以前の写真ですが、
腰の痛い私の父が真庭に来たときにも、
息子は真賀に行こうと言っていました。
普段わがままだけど、こういうときは優しい。
家に帰ったらマッサージ屋さんもしてくれました。
お陰で首も大分楽になってきました。
こんなに素晴らしい温泉が湧き出ている
この地の恵みに感謝。