ラザニアを焼いて蒜山へ
この週末は、蒜山(ひるぜん)で農業を営むお友達の家に遊びに行ってきました。
お昼を一緒に食べることになったので、一品何か作ろうと思い、ラザニアを持っていくことにしました。
ラザニアってミートソースやホワイトソースにチーズと、どうしても高カロリーで胃にもたれやすいのですが、今回は体に優しいベジラザニアを作ってみました。
ミートソースは挽肉の代わりにタカキビを使い、ホワイトソースは牛乳の代わりに豆乳と玄米粉で。
バターの代わりにオリーブオイルを。
動物性食品がないとコクが出にくいのですが、ミートソースにはよく炒めた玉ねぎと赤味噌を、ホワイトソースには白味噌を隠し味に入れると味に深みが出ます。
チーズは、白玉粉でベジチーズを作ることも出来るのですが、夫が持ってきた美味しいパルミジャーノチーズがあったので、仕上げにすりおろしてパン粉と共に表面をカリッとさせて美味しく出来ました。
焼きたて熱々を持って蒜山までドライブ。
この時期の蒜山にしては珍しく雪がなくてびっくり。
遠くに雲のかかった大山(だいせん)と烏ヶ山(からすがせん)、右手に上蒜山が見えます。
1,000メートル級の山に囲まれた高原なのに、蒜山はいつも来ると空が広いなぁと思う。
お邪魔したお友達のお家は別荘地もある森の中の素敵なお家。
薪ストーブが温かくて揺らめく炎に癒やされます。
ご主人が山から薪を切り出しているそうです。
薪を用意する手間は大変と言うけど、いいなぁ〜やっぱり薪ストーブのある暮らしって憧れるなぁ。
昼食は畑の恵みたっぷりのカボチャのポタージュスープや、子どもと作る色とりどりの野菜や庭先卵のピンチョス、土鍋で炊いたご飯もとても美味しかったです。
ラザニアは動物性ほとんど不使用なので味が物足りないかなあと心配でしたが、お陰様で大人にも子どもにも好評で、気持ちがいいくらいきれいに食べてもらいました。
お腹が満たされたら子ども達は、お庭で木登り。
放し飼いになっているコッコさんたちを追いかけ回して息子は大興奮。
お散歩がてら、畑にも行かせてもらいニンジンを収穫させてもらいました。
息子はニンジンがズボって抜ける感覚が楽しくて、「ひゃー!」と興奮しながら
ズボズボとなんと10本も収穫させてもらいました。
無農薬でもこんなに立派なニンジン!
例年だと雪下ニンジンになるはずが、なかなか雪が降らないので土の中で少しずつ成長して、こんなに大きくなったそうです。
山の木を切り薪ストーブを使い、田んぼや畑をして、野菜の外葉や米ぬかは鶏のエサになり、卵をもらい、自然と調和した暮らし。
本当に素敵だなぁと思いました。
そして、聞けばなんとスキー場から5分の距離だそうです!
雪が降ったら今度はスキーを一緒にしようと約束しました。
楽しみだなぁ。
早く雪が降りますように!