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岡山県北のリアルガーデン真庭市に移住して子育てと石けん作りの日々

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スワール模様のチョコレート石けん

12月はなかなか降らなかった雪が、1月の半ばになってようやく降りました。

旧勝山藩主の邸宅、三浦邸も美しい雪景色です。

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こちらに移り住んでから知ったことですが、1月14日は毎年「とんど」と言って、焚き火をしてお正月のお飾りやしめ縄などを焼く日で、町のあちこちで火を焚くのが見られます。

保育園では雪の降る朝に、子ども達が家から持ってきたお飾りや自分達の書き初めを火の中に投じ、
「書き初めをとんどで焼くと字がうまくなるんで!」と教えてくれました。
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とんどの火で焼いたお餅やミカンを皆で食べて、その年の無病息災を祈るなんて素敵な行事だなぁ。

こんな冷たく乾いた風が吹き、ぐっと冷え込んでくる季節になると、毎年、お肌を守る植物バターをたっぷり使ったリッチな石けんが作りたくなります。

いろいろ考えた末、石けんができあがるバレンタインの頃に使うことができる「チョコレート石けん」を作ることにしました。

材料はオーガニック・フェアトレードのカカオバターを普段ならあり得ないほどたっぷり入れて、オリーブオイルとマカダミアナッツオイル、シアバターなどとーっても贅沢な配合。
そして地元、真庭市で採れた日本ミツバチのハチミツとココアパウダーも入れて美味しそう。

もうかき混ぜている最中から、カカオバターやハチミツの甘い香りがしていますが、さらにチョコレートっぽくするために、ミントとベルガモットの精油で香り付けします。

ココア色の2色のスワール模様も、石けん仲間の作品にヒントを得て作ってみたのですが、イメージ通りにできて大満足!
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そして切り分けて乾燥させ、1ヶ月後を楽しみに。
ミルクチョコレートバージョンと、ビターチョコレートバージョン、2種類作ってみました。

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切り分ける際に、息子が食べたい!と手を伸ばすほど美味しそうな香りが部屋にただよいます。

チョコレートの原材料に使われる、カカオの学名は「テオブロマ・カカオ」。
このテオブロマは「神の食べもの」という意味だそうです。
そんな神様の食べものを石けんに使う、なんとも贅沢な1年に1回だけの石けん。

ゆっくり乾燥・熟成させて、バレンタインの頃が楽しみです。

 

 

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