6歳の自転車デビュー
週末は息子の園の運動会でした。
年長になると、組体操や、リレーなど見せ場もたくさん。
今年は衣装等はなく体操着でしたが、その方がありのままの子ども達のがんばっている姿が昨年よりもよく伝わってきて、先生方の細やかな指導や配慮が感じられる、いい運動会でした。
そして、この週末、運動会に加えて息子にとっては大きな変化がありました。
補助輪なしの自転車デビューしました!
とは言え、自転車を新規に購入したわけではないのです。
もともと4歳の誕生日に購入したファースト自転車は、ペダルなし・補助輪なしのランニングバイク。
これは、4歳の時に初めて乗った写真。
足で蹴るストライダーのようなランニングバイクは、車体を傾けてカーブするなどバランスを感覚が鍛えられるので、補助輪なしで普通の自転車に移行しやすいとのこと。
このレンラッドは、アルミボディで子どもも簡単に扱えるほど軽いし、後付けでペダルを付けられるので、子ども自転車を何台も買い換えなくても長く乗れておすすめです。
ストライダーだけでも1万円以上するし、12インチで身長が伸びてすぐに買い換えるのも・・・。
「へんしんバイク」もいいけど12インチは心もとない。
そうして悩みに悩んで購入したのが、RENNRAD(レンラッド)の14インチ。
なにより、この湾曲したアルミのボディがかっこよすぎて、私が一目惚れw
購入してまもなく息子はペダルなし自転車にすぐに慣れて、坂道でも足をあげてS字を描きながら降りるのが大好きになりました。
そして2年が経過・・・
いつでもペダルは付けられるけど、普段から聞かない息子が、勝手に走って行ってしまったら危ないし、引っ越して東京の販売店から離れてしまい取り付けてくれるお店があるかなぁ、息子の自転車の練習付き合う心の余裕がないし・・・などと言い訳してペダルを付けるタイミングをズルズル引き延ばしていました。
息子が「ちゃんとペダル付きの自転車に乗りたい!」と言い出したのは、真庭を颯爽と走るツーリングの人たちを見て「かっこいい!」と憧れるようになったから。
大きくなったら「ツーリングの人になりたい」というのが息子の夢。
私もやっと重い腰を上げることになりました。
そして、ありがたいことに近所の勝山のスポーツサイクル専門店のプロショップ・ ノザキさんが快く組みかえを引き受けてくれました。
ここの自転車屋さん、昨日も倉敷市や備前市、岡山市などからたくさんのツーリングのお客さんが来ていました。
湯原や蒜山ってツーリングの人にはもってこいの場所だから、勝山のこのお店はちょうど中継基地になるそうです。
いろいろツーリングのイベントも開催しているそうで、
「今度一緒にツーリング行こうな!」との店主の野崎さんのお言葉に息子は大喜び。
ありがたいことに、ちょうどお友達からBELLのかっちょいいヘルメットをお下がりでもらい、息子はすっかり
「ぼくもノザキさんと自転車で蒜山まで行く−!」って、乗る前から意気揚々w
土曜日にすぐにペダルを付けた自転車を受け取り練習を始めて、最初は怖いと言っていましたが、あれよあれよという間にコツをつかみ、なんと5分で乗れるようになりました。
これから練習に付き合わなきゃと覚悟していたのが、いとも簡単に乗れるようになりびっくり。
土曜日は久世の宮芝公園は小さい交通公園もあり、お友達と一緒に自転車乗りを楽しみました。
やっぱり2年間ランニングバイクに乗っていたからバランス感覚が鍛えられていたらしく、カーブも体を傾けて余裕のこぎっぷり。
楽しくて楽しくて日曜日のお出かけ後も暗くなるまで「ひゃっほー!」と乗り回っていました。
気持ち良さそうだなぁ〜。
自転車に初めて乗れるようになって自分でどこまでも行けそうな、あのワクワクする感覚を思い出す。
息子も成長したなぁと感慨深い。
まだサドルも上げられるし、身長が伸びてももうしばらくこのレンラッドでいけそうです。
私が年長だった頃、補助輪を外すのが怖くて、父親に特訓してもらったのも今となってはいい思い出ですが、親は大変だっただろうなぁと思う。
今はランニングバイクという選択肢があるから、こんなに簡単に自転車に移行できるものなのですね。
高かったけど、カッコよくて長く乗れるし、いい買いものをしたなぁと今になって改めて実感。
そして、自分の自転車に乗れるようになった息子は、急にチャイルドシート付きのママチャリを拒否するようにりました。
嬉しいような、寂しいような・・・。
でも楽しそうに走る息子を見ていたら私も昔みたいに乗りたくなって、10年以上前の愛車をメンテナンスに出しました。
さらば重たかったママチャリ。
蒜山までの標高差、すごそうだけど(^^;
いつか息子と一緒に行けるといいなぁ。