不動滝と勝山映像フェスティバル
お盆を過ぎて暑さは少しやわらいできましたが、それでも日中はジリジリと日差しの強い勝山。
東京から来た暑さが大の苦手な母のリクエストで、涼を求めて土曜は蒜山の遊園地に行き、日曜日は山乗渓谷の不動滝へ。
こちらの渓谷は真夏でも21度と、とっても涼しい。
夏期限定の、涼水亭の流しそうめんは息子のお楽しみ。
今日は最終日と言うこともあり長い行列でしたが、
順番待ちの間に滝を見に行きました。
渓谷沿いの遊歩道を歩くのですが、
ここがまたいい雰囲気なのです。
迫力ある岩壁に苔がびっしりついて神秘的。
遊歩道は細く、下は渓流なのでちょっとスリルがありますが
マイナスイオンたっぷりで癒やされます。
そして到着!
顔に水しぶきがかかるくらい近くまで行ける不動滝は、その名の通り荘厳なたたずまい。
息子も水に足をばしゃばしゃとつけて「冷た〜い」と大はしゃぎ。
この滝は友人がパワースポットだと言っていたけど、来るたびに気持ちがいい。
そしてお待ちかねの流しそうめん。
冷たくて美味しい!
水はこのあたりの井戸水を使用しているそうで、お水がいいからそうめんも美味しいのですね。
こちらの清らかな水で栽培されたワサビを添えるのがおすすめです。
流しそうめんの後は、映像フェスティバル最終日の勝山へ。
ひしおホールで女性作家さんのアニメーションを楽しみ、
一度帰宅して夜は息子が大好きなプロジェクションマッピングに行ってきました。
勝山町並み保存地区の辻本店さんの壁が
美しく彩られます。
町並みにかかるのれんのストーリーを綴った影像に子ども達は
「こののれん知っとる!」とかおしゃべりしながら大はしゃぎ。
そして子ども達が大好きな路上マッピング。
石畳に映し出されるアニメーションに、子ども達は光る場所に集まり、走って飛び跳ねて大興奮。
都会ではプロジェクションマッピングって人混みの中、壁や建物に映して遠くから眺めるイメージがありましたが、こうして路上で子どもが走り回って遊べるのは人が集中しすぎないこの土地ならではのものだと思う。
息子も汗びっしょりになって楽しみました。
今年は地元のSK STREET, DANCE CREWの子達のダンスも華を添えてみんな手拍子、最終日はアンコールのダンスもあり盛り上がりました。
勝山の古い町並みが光と音に彩られて本当にきれい。
こんな楽しいイベントに家から歩いて、ゆったり見ることができて、なんて贅沢なんだろう。
息子に付き合って三夜連続でマッピングに行ってさすがに疲れたけど、行くと必ず息子も私も知人・友人に会えるのが嬉しかったりする。
母子で移住しても孤独じゃないのは、こうしてイベントを通じて地元の方と顔を合わす機会が増えてさらに交流が深まるから。
こんな素敵なイベントを企画・開催してくださっている方々に心から感謝です。