雪・雪・大雪!
全国的な寒波に見舞われた週末。
朝起きたらしーんとした静寂に包まれて、カーテンを開けたら一面の銀世界。
勝山は2日間で合計50センチくらい。
地元の人も近年なかったというほどの積雪に見舞われました。
息子は起きるなり狂喜乱舞。
大急ぎで朝食をかきこむなり犬ころのように外へ走り出ます。
近所の公園に友だちを誘って、雪合戦とかまくら作り。
天気は晴れたり降ったり、気温は0℃〜2℃くらいですが、子ども達は大雪警報なんてへっちゃら。
雪が降ると湿度も上がり空気も降る前より温かく感じます。
土曜日に子どもだけで作ってつぶれてしまったかまくらも、日曜日は私とお友だちのお母さんも参戦して本気のかまくら作り。
ソリや雪だるまでせっせと雪を運んでくっつけて、どんどん大きいお山ができていきます。
手やスコップの裏で固めて、固めて、
中を掘って、大きなドーム型にしていきます。
子ども達は途中で雪合戦していましたが、私は友だちのお母さんと、
「こんな大きなかまくら作るの生まれて初めてだよね〜」と
子どもよりも大人が夢中になってかまくらを作りワクワクの時間でした。
午前と午後に作業して穴を掘ってなんとか完成〜!
横幅を広くしたので、中は広々して子ども4人まで入れます。
かまくらの中は静かでほんのり温かい。
キャンプ用のマットを敷いたら至福の空間です。
そして友だちのお父さんがあっという間に作ってくれた雪の滑り台は子ども達に大好評。
ここの公園にもともと遊具は少ないけれど、雪のお陰でかまくらと滑り台が増えて、家の近所がまるでスノーパーク!
雪で遊ぶのは冷たいけれど、形がすぐ作れて、雪だるまでも滑り台でも自在に作れる巨大な粘土遊びのようなのようなもの。
自然にあるもので自由に創作できるから大人も子どももワクワクするんだなぁ。
そして子ども達が滑り台や鎌倉で遊んでいる間に、私は地域の人達と子ども達の通学路の雪かきをしました。
勝山に引っ越してきて3度目の冬。
今までは降っても日中の日差しで解ける程度でしたが、今回はさすがに雪が多い。
ここまでしっかり雪かきをしたのは初めてです。
(既に腰が痛い〜)
そして夜は、
「ぼくらで作ったかまくらでごはん食べたら絶対に美味しい!」と
子ども達のアイデアでかまくらの中にランタンを持ち込み温かいものを食べようとワクワクのお楽しみタイム〜!
もっと天井が高かったら七輪でも入れてお餅でも焼きたいところでしたが、
子ども3人でラーメンと焼き芋を食べてなんとも温かい幸せな時間。
いい思い出になるといいなぁ。
翌日は小学校で体育の時間が雪遊びになるとのことで、息子は大喜びで着替え持参で登校していきました。
そしてこの日は職場の雪かき。
岡山県北は寒いし、雪かきは大変だし、車の運転は気を使うし、マイナスに目を向けたらキリがないけれど、この青い空と白い雪野原の景色は心洗われるよう。
やっかいもの扱いされる雪ですが、空気を浄化し、春の芽吹きを助け、ゆっくり融けることで山の水源地を守ってくれている。
そんな雪とこれからも仲良くしていきたいなぁと思うのです。