アロマ講座と虹
先日お知らせした2回に渡った津山でのアロマ講座、無事に終了しました。
1回目はアロマクリーム作りで、2回目はアロマルームスプレーで、小さいお子さんのいるお母さんの参加が多かったです。
アロマクリームの時は肌に良い効能のある精油、アロマルームスプレーの時は抗菌作用や抗ウイルス作用のある精油をそれぞれ8〜9種類ご用意しました。
お好みで香りのブレンドを考えていただくのですが、アロマ初心者でいきなりだと迷ってしまいますよね。
そこで、あらかじめ用意した複数の香りのブレンドサンプルの中から選んでいただき
その香りをご自分でアレンジしていただく方法にしました。
香りのブレンドを選ぶ時間はいつも場が盛り上がります。
体に優しく安全なもので、更にお好みの香りとなると市販のものでは、なかなか見つからないですが、今回は使用する精油はもちろんのこと、みつろうやオイルに至るまでオーガニックの良質のものを使用しました。
香りの好みは人それぞれ、お好みの香りでちょっとした不調のケアができたらとてもハッピーですよね。
たくさん使いたくなるところですが、精油は大量の植物からほんの少ししかとれない貴重なもの。
例えばローズの精油の1滴は、バラの花50〜60本分。
比較的安価なラベンダーでさえ1kg抽出するのに、150〜200キロのラベンダーが必要です。
だからたった1滴でもとてもパワフル。
毎日バンバン使うのではなく、心身の不調やここぞというときに大切に使ってくださいね、といつもお話ししています
そして、日本に流通している精油の多くは「100%ピュア」と表示されていても、石油由来の合成香料や他の精油成分を混ぜた「偽和」の精油が横行しています。
安価な合成香料だと効能どころか、逆ににおいで気分が悪くなってしまったり、化学物質過敏症やアレルギーの原因のひとつとも言われています。
今回は信頼できるメーカーのものをご紹介し精油の選び方についてもお話ししました。
そして、アロマクラフトだけでなく、風邪・インフルエンザ予防や冬の肌ケアについての講座は皆さんも興味津々。
例えば、インフルエンザ予防と言うと、「手洗い・うがい・予防接種」が一般的なのですが、
それだけで防ぎきれるものではありません。
保健室での経験から、私が風邪やインフルエンザ予防について、とても大切にしていること。
体を冷やさないことについてお話ししました。
体を冷やさないって、単に厚着するのではなく体の内側から温めること。
36.9℃。
これはうちの子の平熱。私の平熱は36.7℃。
これだけ平熱があると、体の免疫力が常に保たれている状態で、ちょっとやそっとのことでは風邪をひきません。
またひいたとしても、軽くすむので翌日には元気に学校に行ってくれてとても助かります。
平熱を上げることは、予防接種よりもはるかに効果があると感じています。
そんな低体温にしない工夫についてのお話も保健室での経験談を交えながら、たっぷりお話させていただきました(今回は書ききれないので、またの機会に〜^^:)
できあがったアロマスプレーやクリームも、それぞれいい香り。
皆さんに喜んでいただけて、終わった後もずっと参加者さんと話が盛り上がって充実の内容でした。
こんな機会をくださった津山の「ゆめさく」さんに心から感謝です。
生まれて初めて見る完全なアーチの虹!
大きすぎてカメラに収まりきれなかったけれど、虹のたもとが両側はっきりと見えました。
虹のたもとには宝が埋まってると聞いたことがありますが、本当にすぐ行って掘れるくらい。
後で手帳を見たら、この虹が出た日は「一粒万倍日」
人と人のご縁でつながった今回の講座のお仕事が、また次に繋がっていきそうなワクワクした予感がしています。