寒波襲来の勝山
一昨日の夜あたりから西日本に大寒波が襲来しています。
朝、我が家の温度計で外はマイナス３．７℃。
寒い寒い！
室内も１０℃以上に温まらなくてコタツからなかなか出られません。
前日から食料も買い込んで、日曜日は家でゆっくり引きこもるつもりでいたのに、エネルギーを持てあましている息子は朝から「お外に行きたい〜」の一点張り。
あまりにもお外お外とウルサいので「けん玉でもしてなさーい！」とけん玉を渡すと、とりあえず夢中になってしばし落ち着く。
保育園の年長組でけん玉をするようになってから家でも始めたのですが、けん玉ってまた最近ブームらしいですね。
ゲームみたいに目も酷使しないし、体も使うし、集中力もつくみたいでいい遊びだなぁと思う。
私も昔やっていたので「そうじゃなーい！もっと膝を使うの！」とつい指導に熱が入ってしまいますｗ
しばらくけん玉に夢中になっていたら「暑ーい、汗かいた〜！」と窓を全開にする息子。
氷点下なのに頼むから窓開けるのやめれーと、仕方ないので近くの図書館に行くことに。
この時の気温がマイナス１℃くらい。
思ったより路面に雪はありません。
本を借りに来たはずなのに、この日ばかりは「ボク泳ぐ！」とぜんぜん館内に入りません。
空気は頬を刺すように冷たいけれど、息子は走って転んで元気いっぱい。
うっすら雪化粧した勝山の町並みは風情があり、この寒さでも写真を撮りに来られている方がチラホラ。
町並み保存地区の「かぴばらこーひー」で温かいコーヒーとパンケーキをいただきました。
今日のお客さんは地元の人ばかり。
こんな寒い日にも、歩いて行ける温かく美味しいお店があるって幸せだなぁ。
うちの子は、店の看板の絵を描かせてもらえる大役を仰せつかって大はりきり。
「いっらしゃいませ？」
鏡文字だったりするけれど、かぴばら店長にもご満足いただけたかな？
店内でこんなパンフをもらいました。
２月１４日に、かぴばらこーひーの店主の小谷野さんのご主人が出演する劇が勝山文化センターで公演されます。
宮沢賢治の名作童話「注文の多い料理店」を小池博史ブリッジプロジェクトが手がけた劇で、2012年から国内ツアー、アジアツアーを経て初の岡山公演です。
前売りチケットは久世のエスパスランドでも電話予約・当日受け取りで、かぴばらこーひーでも当日１４時までならチケット販売可能だそうです。
詳しくはこちら。
お子さんにも楽しめる内容とのことなので、お車で来られそうな方はぜひ！
さて、その後の息子は・・・帰りも小学校のグラウンドで転がりまくって顔まで雪だらけにして遊んでいました(^^;)
翌日は目が覚めたら昨日よりも更に雪がどっさり降りました。
今朝の最低気温は久世でマイナス１０．９℃だったとか！？
昨日は開いたのに、今朝はサッシがバリバリに凍って窓が開けられない。
車の窓も凍って見えないので水筒のお湯をかけました。
道路も凍結路面に粉雪がついて圧雪されたような状況なので、運転は慎重に、慎重に。
橋の上あたりからちょうど日が差して、ため息の出るような美しい銀世界。
まだ私はこちらに引っ越して２度目の冬なので「４０年に一度の大寒波」とまでの実感はありませんが、水が凍って出ないとか、給湯器の管が凍って破裂したとか話を聞くと、やはり記録的な寒さだったんだなぁ。
空気は凜と澄みわたり、美しさと厳しさと、その両方を体感した日でした。
とりあえず今日はこれから雪かきしようと思います。